●●●越後の伝統織物をモードにのせて世界へ発信する●●●
KIRUMONO プロジェクト
≪日時≫8月29日(木) 30日(金) 31日(土)
10:00-18:00
≪会場≫
新潟日報メディアシップ
1F みなと広場
KIMONO KIRUMONO~
【主催】 Echigo Orimono Kenkyusya
展示販売イベント「田園」実行委員会
【共催】新潟日報メディアシップ
【お問い合わせ】絣ショップ西田 TEL. 0250-62-2293
・人物紹介
KENYA NISHIDA
伝統織物専門バイヤー
西田 謙也
TAKASHI SEGAMI
K.kenkyusya デザイナー
瀬上 貴司
EIJI USHIJIMA
牛島被服 洋裁師
牛島 英二
プロジェクトの始まり
伝統織物を一筋に追ってきたバイヤー (西田謙也) が、 ヨウジデザイン研究所出身のデザイナー(瀬上貴司)に、「越後の伝統織物の 【小千谷ちぢみ】 と 【片貝木綿】 は、 着物ではなく上質なデザインの洋服になりえるのか?」という研究を依頼した事がプロジェクトの始まりである。
研究が進めば進む程すばらしい素材である事が分かり、 去年7月に新潟日報メディアシップを皮切りに
全国のデパートやギャラリーで期間限定の販売がスタートした。
美しき縫製
洋裁師 (牛島英二) の縫製は、他に例をみない程に美しい。
ブラウスのほとんどは表裏共に着られる程だ。
着物生地は幅約38cmで広幅の洋服生地に比べると制限が加わる。だがそれを逆手にとって、立体裁断構造、 バイアスカットにすることで着やすさと美しいシルエットを実現した。
パーツが多くなり作業は増えるが、生地のムダを極限まで少なくしている。
ゆっくりスピード
最新式のスピードの速い正確な織機は、生産効率は良いが風合いが堅く仕上がる。
逆に 【小千谷ちぢみ】と【片貝木綿】の洋服は、何十年も前に製造されたゆっくりスピードの織機を使うことで柔軟性のある着心地に仕上がっている。